四国(四国電力エリア)の電気代シミュレーション比較——最低料金制で機械計算
四国電力エリア(徳島・香川・愛媛・高知)で契約できる3プランの月額を、各社公式サイト・公式定義書PDFから採録した単価だけで機械計算しました(2026年8月16日に全社ライブ確認)。 四国の規制料金は最低料金制(最初の11kWhまで666.89円)で、アンペア制の他エリアとは計算の形が違います。
先に結論(本体単価の機械計算・30日月)
- ・3つの世帯例すべてでオクトパスエナジーが最安*(260kWh例: 6,493.57円 vs 四国電力9,225.54円=月2,731.97円差)
- ・楽天でんき(一律36.20円)は180/260kWhでは規制料金より高く、400kWhで逆転して安くなる——使用量で有利不利が入れ替わる中間型エリア
- ・四国電力の従量電灯Aは最低料金666.89円(11kWhまで)+3段階。アンペアダウン節約術は使えない
*「最安」は本体単価の機械計算上の最小値で、実際の請求額での最安や、切り替えで必ず安くなることを保証するものではありません。燃料費調整額・市場価格調整額・再エネ賦課金は含みません。
世帯例3パターンの月額試算(本体単価のみ・30日月)
| 世帯例(使用量) | 四国電力 従量電灯A | 楽天でんき | オクトパスエナジー |
|---|---|---|---|
| 一人暮らしの例180kWh/月 | 6,244円 | 6,516円 | 4,390円最安* |
| 二人暮らしの例260kWh/月 | 9,226円 | 9,412円 | 6,494円最安* |
| ファミリーの例400kWh/月 | 14,794円 | 14,480円 | 10,526円最安* |
※使用量パターンは当サイトが設定した例です。表内の金額は円未満を四捨五入して表示しています(結論の金額は計算値そのまま)。
各プランの計算式(全て公式採録値・税込)
四国電力 従量電灯A規制料金
従量電灯A(最低料金制)
最低料金666.89円(最初の11kWhまで) + 11kWh超〜120kWh×30.65円 + 120kWh超〜300kWh×37.27円 + 300kWh超×40.78円
調整: 燃料費調整あり(毎月変動)。アンペア制の基本料金はなく、最低料金制
楽天でんき自由料金
楽天でんき プランS
基本料金0円 + 使用量×36.20円/kWh(四国電力エリア・一律単価)
調整: 燃料費調整の代わりに毎月変動の「市場価格調整額」を適用
オクトパスエナジー自由料金
グリーンオクトパス(四国電力エリア・6kVA未満)
基本料金18.40円/日×30日(=552.00円) + 最初の11kWh×0.00円 + 11kWh超〜120kWh×20.73円 + 120kWh超〜300kWh×26.30円 + 300kWh超×29.80円
調整: 燃料費調整あり(基準平均燃料価格26,000円/kl・毎月変動)。最初の11kWhの従量単価0円は最低料金制を再現した構造
よくある質問
この表の金額が、そのまま毎月の請求額になりますか?
なりません。この表は最低料金(基本料金)+電力量料金の「本体単価」だけを採録単価から機械計算したもので、実際の請求には燃料費調整額(四国電力・オクトパスエナジー)または市場価格調整額(楽天でんき)と、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。これらは毎月変動するため、本体単価の順位がそのまま実請求の順位になるとは限りません。
四国の「最低料金制」とは何ですか?
四国電力の従量電灯Aは、契約アンペア×基本料金ではなく「最初の11kWhまで666.89円(最低料金)」という定額から始まる料金体系です(中国電力の15kWh・759.68円と並ぶ、全国でも少数派の方式)。契約アンペアの概念がないため、アンペアを下げて基本料金を節約する他エリアの方法は使えません。
四国では楽天でんき(基本料金0円)は安くなりますか?
使用量によって逆転する中間型です。本体単価の機械計算では、180kWh例(月272円高)・260kWh例(月186円高)では楽天でんきが四国電力従量電灯Aより高い一方、400kWh例では楽天でんきが月314円安く逆転しました。300kWh超の単価40.78円が効く多使用世帯ほど一律36.20円が有利になる構造で、「全例高い中国」「全例安い北海道」の中間に位置します。
四国電力エリアはどの県が対象ですか?
徳島・香川・愛媛・高知の四国4県です(一部の島しょ部等を除きます)。
オクトパスエナジーの「最初の11kWhが0円」とはどういう意味ですか?
オクトパスエナジーの四国電力エリア向けプランは、基本料金18.40円/日に加えて、電力量料金の最初の11kWhの単価が0.00円と定義されています(公式定義書PDFに明記)。四国電力の「最低料金に11kWh分が含まれる」構造を自由料金で再現したもので、他エリアの単価表とは形が異なります。
→ 東京エリア版|→ 中国版(同じ最低料金制)|→ 関西版|→ 九州版
※単価の出典: 四国電力 従量電灯A(公式の料金プランページ)・楽天でんき プランS(公式料金表)・オクトパスエナジー グリーンオクトパス2026-04 四国電力エリア定義書PDF(2026年4月28日実施)。いずれも2026年8月16日にライブ確認した税込単価です。