都市ガスの切り替え比較【東京ガスエリア】5社の公式単価で機械計算
東京ガスエリア(東京地区等)で切り替えられる都市ガス5社を、各社公式の基準単価だけで機械計算して比較します(2026年8月14日実査・税込・原料費調整とセット割は含まない基準比較)。 ランキングは作りません——単価表と計算式をそのまま見せるのが当サイトの方針です。
先に結論(30㎥/月・基準単価の機械計算)
- ・最安はエルピオ 4,735円(東京ガス比▲234円/月)、次いでニチガス4,795円・CDエナジー4,814円
- ・楽天ガスは単価が東京ガスと完全同一(4,969円)——差別化は楽天ポイントのみと公式明記
- ・新料金プラン勢は原料費調整に上限がないため、原料高騰局面では東京ガス一般料金(上限あり)と逆転し得ます
使用量別の月額比較(機械計算・調整額除く)
| 会社 | 少なめ(10㎥/月・一人暮らしシャワー中心) | 標準(30㎥/月・2〜3人世帯) | 多め(50㎥/月・ファミリー冬場) |
|---|---|---|---|
| 東京ガス(一般料金) | 2,212円 | 4,969円 | 7,579円 |
| 楽天ガス | 2,212円 | 4,969円 | 7,579円 |
| CDエナジーダイレクト(ベーシックガス) | 2,143円 | 4,814円 | 7,343円 |
| ニチガス(でガス) | 2,175円 | 4,795円 | 7,274円 |
| エルピオ都市ガス(スタンダード) | 2,226円 | 4,735円 | 7,215円 |
※基本料金+基準単位料金×使用量の機械計算(例: 東京ガス30㎥=1,056.00円+130.46円×30=4,969.80円)。原料費調整額・再エネ等は含みません。円未満切捨て表示。
各社の公式単価と注意点(2026年8月14日実査)
| 使用量帯 | 基本料金 | 基準単位料金 |
|---|---|---|
| 0〜20㎥(A表) | 759円 | 145.31円/㎥ |
| 21〜80㎥(B表) | 1,056円 | 130.46円/㎥ |
| 81〜200㎥(C表) | 1,232円 | 128.26円/㎥ |
原料費調整: 毎月調整・調整に上限あり(基準57,250円/t・上限156,200円/t)
規制料金にあたる標準メニュー。原料費調整に上限がある点が新料金プラン勢との大きな違い
| 使用量帯 | 基本料金 | 基準単位料金 |
|---|---|---|
| 0〜20㎥ | 759円 | 145.31円/㎥ |
| 21〜80㎥ | 1,056円 | 130.46円/㎥ |
| 81〜200㎥ | 1,232円 | 128.26円/㎥ |
原料費調整: 毎月調整(基準57,250円/t=東京ガスと同一)
公式に「各地域の都市ガス事業者と同じ料金体系」と明記=単価の差はゼロ。差別化は楽天ポイント還元のみ
| 使用量帯 | 基本料金 | 基準単位料金 |
|---|---|---|
| 〜20㎥ | 735.46円 | 140.76円/㎥ |
| 21〜80㎥ | 1,022.38円 | 126.42円/㎥ |
| 81〜200㎥ | 1,193.39円 | 124.28円/㎥ |
原料費調整: 毎月調整・上限なし(公式が「東京ガス一般料金には上限があるため高騰時に当社が割高になる場合あり」と明記)
全帯で東京ガスより単価安。ただし原料高騰局面では上限の有無で逆転し得る(公式自身が注記する誠実設計)
| 使用量帯 | 基本料金 | 基準単位料金 |
|---|---|---|
| 0〜5㎥(A表) | 1,395円 | 従量なし(固定) |
| 5超〜20㎥(B表) | 795.3円 | 138.05円/㎥ |
| 20超〜80㎥(C表) | 1,077.57円 | 123.93円/㎥ |
原料費調整: 毎月調整(A表のみ調整なし)
区分が7段階で他社と非互換(0〜5㎥は固定料金)。A表基本料金は最新の公式料金表PDF(2026年9月適用)の1,395円を採用
| 使用量帯 | 基本料金 | 基準単位料金 |
|---|---|---|
| 〜20㎥(A) | 975円 | 125.11円/㎥ |
| 20.1〜80㎥(B) | 1,015円 | 124円/㎥ |
| 80.1〜200㎥(C) | 1,232円 | 123円/㎥ |
原料費調整: 毎月調整(料金は原料費調整額を含まないと明記)
A区分は基本料金が東京ガスより216円高い代わりに従量が大幅安=少量利用では逆転し得る構造
切り替えの基礎(公的情報)
- 工事不要・ガスの品質は同一(資源エネルギー庁のガス自由化FAQ)。切替はスイッチング対応会社間なら5営業日以降の定例検針日から
- 供給元が倒産しても導管会社の最終保障供給によりガスは止まらない仕組み
- 解約金の一般ルールを定めた公的解説は確認できなかったため、解約金の有無は各社の約款で個別確認してください(掲載5社の詳細は各公式ページへ)
※エネ庁FAQは当編集部環境から現行ページへ直接アクセスできなかったため、内容はアーカイブ(2021年時点)で確認したものです。制度の最新詳細は公式でご確認ください。
よくある質問
都市ガスを切り替えると本当に安くなりますか?
基準単価の機械計算(調整額除く)では、30㎥/月モデルで東京ガス一般料金4,969円に対し、エルピオ4,735円(月234円安)、ニチガス4,795円、CDエナジー4,814円です(2026年8月14日実査)。年間では約2,000〜2,800円の差になります。ただし楽天ガスは単価が東京ガスと同一(ポイント還元のみ)なので「切り替え=単価が安くなる」とは限りません。
ガスの切り替えに工事は必要ですか?
不要です。資源エネルギー庁の公式FAQでは「今ある導管網を使うので新たにガス管を引く必要はありません」「ガスそのものの品質や信頼性は、どの会社からガスを買っても同じ」と説明されています(スイッチングシステム対応会社間の切替は5営業日以降の定例検針日から)。
切り替えのリスクはありませんか?
最大の注意点は原料費調整の「上限」の有無です。東京ガスの一般料金は調整に上限(156,200円/t)がありますが、CDエナジーは公式サイト自身が「当社は上限がないため、原料価格の高騰により当社のガス料金が割高になる場合があります」と明記しています。平常時は安く、高騰局面では逆転し得る——という構造を理解したうえで選ぶのが安全です。
使用量が少ない一人暮らしでも安くなりますか?
逆転に注意が必要です。エルピオはA区分(〜20㎥)の基本料金が975円と東京ガス(759円)より216円高い代わりに従量単価が安い構造のため、使用量が少ないほど差が縮まります。10㎥モデルの機械計算では各社の差は月数十円〜百円台で、30㎥以上の世帯ほど切り替えメリットが大きくなります。
電気とセットにした方がいいですか?
セット割やポイント還元がある一方、電気・ガスそれぞれ単体で最安の組み合わせに負ける場合もあります。当サイトは電気(エリア別シミュレーション)とガスを別々に機械計算で比較できるので、「セットだから」ではなく実額の合計で判断するのがおすすめです。
→ 電気代シミュレーション(東京)|→ 関西版|→ 中部版|→ 引っ越しの電気手続き
※単価は各社公式サイト・公式料金表(2026年8月14日実査)の基準値です。実際の請求額は原料費調整額(毎月変動)・セット割・キャンペーンで変わります。 ニチガスの少量区分(0〜5㎥固定)など料金体系が非互換な部分があるため、ご自身の使用量帯での計算値をご確認ください。