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電気ガス切り替え比較

中部(中電エリア)の電気代シミュレーション比較——公式単価で機械計算

中部電力エリアで契約できる3プランの月額を、各社公式サイト・公式PDFから採録した単価だけで機械計算しました(2026年8月14日に全社ライブ確認)。 ランキングは作りません。計算式を全て明示するので、ご自宅の検針票の使用量に近い行をそのまま読んでください。

試算の前提(必ずお読みください)

世帯例3パターンの月額試算(本体単価のみ・30A・30日月)

世帯例(使用量/月)中部電力ミライズ 従量電灯B規制料金楽天でんき自由料金オクトパスエナジー自由料金
一人暮らしの例180kWh5,048円6,800円4,903円最安*
二人暮らしの例260kWh7,101円9,823円6,863円最安*
ファミリーの例400kWh10,990円15,112円10,603円最安*

*本体単価(基本料金+電力量料金)のみの機械計算上の最小値です。この3パターンではいずれもオクトパスエナジーが最小になりましたが、 燃料費調整・市場価格調整額はプランごとに仕組みも変動幅も異なるため、実際の請求額では順位が入れ替わり得ます。

計算式(全て採録単価からの機械計算)

中部電力ミライズ従量電灯B(30A)

基本料金963.42円(30A) + 〜120kWh×21.20円 + 120kWh超〜300kWh×25.67円 + 300kWh超×28.62円

燃料費調整あり(毎月変動)。最低月額料金277.09円/月(1契約)の定めがありますが、本試算の使用量帯では適用されません

楽天エナジー楽天でんき プランS

基本料金0円 + 使用量×37.78円/kWh(中部電力エリア・一律単価)

燃料費調整の代わりに毎月変動の「市場価格調整額」を適用

オクトパスエナジーグリーンオクトパス(中部電力エリア・30A)

基本料金31.62円/日×30日(=948.60円) + 〜120kWh×20.70円 + 120kWh超〜300kWh×24.50円 + 300kWh超×27.60円

燃料費調整あり(基準平均燃料価格45,900円/kl・毎月変動)

計算例: 二人暮らしの例(260kWh・30A・30日月)

  • 中部電力ミライズ: 963.42円 + 120kWh×21.20円(2,544.00円) + 140kWh×25.67円(3,593.80円) = 7,101.22円 → 約7,101円
  • 楽天でんき: 260kWh×37.78円 = 9,822.80円 → 約9,823円
  • オクトパスエナジー: 31.62円×30日(948.60円) + 120kWh×20.70円(2,484.00円) + 140kWh×24.50円(3,430.00円) = 6,862.60円 → 約6,863円

※いずれも燃料費調整額・市場価格調整額・再エネ賦課金を含まない本体単価のみの計算です。

結果の読み方: 一律単価の楽天でんきは中部の本体単価では割高に出る

今回の3パターンでは、いずれも楽天でんきが最も高くなりました。理由は単純で、楽天でんきの一律37.78円/kWhが、 中部電力ミライズの最も高い第3段階(28.62円)やオクトパスエナジーの第3段階(27.60円)をも上回っているためです。 段階制プランなら安い第1段階(21.20円/20.70円)で収まる使用量にも最初の1kWhから37.78円がかかるため、 電力量料金の面では使用量が少ない層ほど単価差が大きい構造です。

別枠: Looopでんき(市場連動型)は固定単価の比較に含められません

Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は、電源料金がJEPX中部エリアプライス(30分ごとのスポット価格)に連動するため、 固定の従量単価が存在せず、上の表のような事前の機械計算ができません。 「計算できないものを無理に並べない」のが当サイトの方針のため、公式の定義書PDFで確定している固定費部分だけを別枠で示します。

基本料金「基本料金」という名目の設定なし(定義書上、基本料金の設定は沖縄エリアのみ)。ただし「制度対応費」(再エネ賦課金+託送料金相当額+容量拠出金相当額)が別途かかります
サービス料金(固定)7.0円/kWh(2025年4月1日以降申込)
託送従量料金相当(中部・固定)7.91円/kWh
託送基本料金相当(中部)実量契約214.5円/kW、SB・主開閉器契約137.5円/kW
容量拠出金相当(中部)88.04円/kW(2026年4月1日以降計量分)
電源料金(変動)30分毎の使用量 × JEPX中部エリアプライス ÷ (1−損失率7.1%)。市場価格しだいで毎月変動します
高騰時の還元措置月間の電源単価が128円/kWh(税込)を超えた場合、上限使用量120kWhまで超過分を還元(定義書)

つまり確定している従量側の固定費はサービス料金+託送従量相当=14.91円/kWhで、これに市場連動の電源料金と制度対応費が加わる構造です。 燃料費調整制度はありません(市場連動型のため)。市場価格が安い時間帯に使用を寄せられるかどうかで有利にも不利にもなり、事前の断定はできません。 市場連動型と固定単価型の構造の違いはLooop vs 楽天でんきの一対一比較で詳しく整理しています。

別枠注記: この表に含まれない変動要素

よくある質問

この試算はそのまま請求額になりますか?

なりません。この表は基本料金+電力量料金の「本体単価」だけを採録単価から機械計算したもので、実際の請求には燃料費調整額(中部電力ミライズ・オクトパスエナジー)または市場価格調整額(楽天でんき)と、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。これらは毎月変動するため、本体単価の順位がそのまま実請求の順位になるとは限りません。

なぜLooopでんきは比較表に入っていないのですか?

Looopでんき(スマートタイムONE)は電源料金がJEPX中部エリアプライス(30分ごとの市場価格)に連動するため、固定の従量単価が存在せず、事前に月額を機械計算できないからです。確定している固定費(サービス料金7.0円/kWh、託送従量料金相当7.91円/kWh)のみをページ内の別枠で示しています。市場価格しだいで固定単価型より安くも高くもなり得ます。

オクトパスエナジーの基本料金が「日割」とはどういう意味ですか?

公式の電気料金メニュー定義書(グリーンオクトパス 2026-04 中部電力エリア)で、基本料金が月額ではなく「使用期間1日あたり」で定められているためです(30Aで31.62円/日)。そのため月の基本料金は日数で変わり、30日月なら948.60円、28日月なら885.36円、31日月なら980.22円です。本ページの試算は30日月として計算しています。

楽天でんきは中部エリアでは常に割高なのですか?

本体単価の機械計算上は、今回の3パターン(180/260/400kWh)全てで楽天でんきが最も高くなりました。一律37.78円/kWhという単価が、中部電力ミライズの第3段階(28.62円)やオクトパスエナジーの第3段階(27.60円)よりも高いため、使用量が増えても逆転する構造がありません。基本料金0円の効果が単価差を上回るのは、中部電力ミライズ(30A)との比較で963.42円÷(37.78円−21.20円)≒58kWhとなり、おおむね月58kWh未満の極少使用の場合だけです。ただしこれは本体単価のみの計算で、楽天でんきの市場価格調整額と他社の燃料費調整額は仕組みが異なるため、実際の請求額では差が変わり得ます。

30A以外の契約アンペアだと結果は変わりますか?

基本料金部分だけが変わります。中部電力ミライズ従量電灯Bの基本料金は10Aあたり321.14円/月の比例(例: 40Aで1,284.56円、60Aで1,926.84円)、オクトパスエナジーは10Aあたり10.54円/日の比例(例: 40Aで42.16円/日)です。楽天でんきは契約アンペアによらず基本料金0円のため変わりません。電力量料金の単価はいずれもアンペアで変わらないため、アンペアが小さいほど基本料金のある2社が有利方向に、大きいほど不利方向に動きます。

単価の出典(確認日: 2026年8月14日・全てライブ確認)

東京エリアの試算は使用量×アンペア別の実額試算、 関西エリアの試算は関西の電気代シミュレーション比較、 燃料費調整の仕組みは燃料費調整の透明化、 引っ越しに伴う手続きは引っ越しの電気手続きガイドをご覧ください。