オクトパスエナジーの評判は?——料金の仕組み・解約金・注意点を実査
オクトパスエナジーは、英Octopus Energyと東京ガスの合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が運営する新電力です。 本記事は公式サイト・重要事項説明書PDFなどの一次情報(2026年8月14日確認)だけで構成し、 「満足度No.1」表記の脚注の中身や、日本国内の契約件数が未公表である点まで含めて正直に整理します。優劣の断定はしません。
向く可能性がある人
- 市場連動の変動リスクを避け、固定単価型(燃料費調整あり)で使いたい人。
- クレジットカード以外の支払い(口座振替)を使いたい人。クレカ限定の新電力が多い中で3方式から選べます。
- 実質再エネ100%(非化石証書使用)のプランに関心がある人(グリーンオクトパス)。
- 東京ガス系の資本が入った会社であることに安心感を持つ人。
向かない可能性がある人
- すぐに切り替えたい人。切り替えには「通常1〜2ヶ月程度」(公式FAQ)かかり、今回実査した3社では最も長い目安です。
- コンビニ払いを使いたい人(手数料220円/回がかかります)。
- 日本国内での契約件数などの実績数値を確認してから選びたい人(国内件数は公式未公表)。
基本情報(2026年8月14日確認)
| 運営会社 | TGオクトパスエナジー株式会社(2021年1月設立)。英Octopus Energyと東京ガスの合弁(「東京ガスとの合弁で日本へ参入」と公式記載)。グループ出資者として東京ガス、Generation、CPPIB(カナダ年金基金)を明記。小売電気事業者登録番号A0793(重要事項説明書PDF記載) |
|---|---|
| 料金タイプ | 固定単価型が基本(市場連動ではない)。基本料金+電力量料金+再エネ賦課金で、電力量料金に燃料費調整額を加算・差し引き(重要事項説明書) |
| 主なプラン | グリーンオクトパス(3段階従量・実質再エネ100%〔非化石証書使用〕)/シンプルオクトパス(「基本料金&燃調費が0円」「12ヶ月固定単価」)/オール電化・EV・ソーラー向け |
| 解約金 | 原則0円。公式原文「透明な料金設計。解約金・違約金はいつでも0円」(違約金条項は不正使用時のみ) |
| 支払方法 | クレジットカード払い・口座振替・コンビニエンスストア払いの3方式(コンビニ払いは手数料220円税込/回) |
| 切り替え期間 | 「通常1〜2ヶ月程度」(公式FAQ)。スマートメーターは原則無料で送配電事業者が交換(設置状況により別途工事費の場合あり) |
| ガスセット | あり(都市ガス)。対象は東京ガス供給エリア/東京地区等・大阪ガス全域供給区域・東邦ガス供給エリア(中部は紹介・情報連携方式)。約款上は「ガス需給取次約款」(取次方式) |
| 供給実績 | 日本国内の契約件数は公式未公表。グループ全世界で「1,000万件」(公式トップ) |
「満足度No.1」表記の脚注を確認する
公式サイトには「お客さま満足度No.1」という表記がありますが、その脚注を確認すると 「2025年9月時点の契約件数。Ofgem 'Retail Market Indicators'調べ」—— Ofgemは英国のエネルギー規制当局であり、英国市場での指標です——と、 「RBB TODAY 新電力アワード2025 総合満足度」1位が根拠として挙げられています(2026年8月14日確認)。
つまり前者は日本の利用者を対象にした満足度調査ではありません。当サイトはこの種の表記を否定も肯定もしませんが、 「No.1」という言葉だけで判断せず、脚注の対象(どこの国の・何の調査か)まで確認することをおすすめします。 日本国内の契約件数が公表されていない点も、実績を重視する人は考慮材料になります。
※口コミサイト「みん評」については、オクトパスエナジーのページを当サイトの実査(アーカイブ横断検索含む)では確認できませんでした (ライブサイトが取得不可のため「存在しない」とは断定できません)。確認できなかった数値は掲載しない方針です。 なお価格.comに会社ページは実在しますが、電気料金比較の会社ページにユーザー口コミ・評点の機能はありません。
主要3社との条件比較
| 項目 | オクトパスエナジー(本記事) | Looopでんき | 楽天でんき |
|---|---|---|---|
| 運営(登録番号) | TGオクトパスエナジー(A0793・東京ガス合弁) | 株式会社Looop(A0021) | 楽天モバイル(A0388) |
| 料金タイプ | 固定単価型(燃料費調整あり) | 市場連動型(30分毎変動・上限単価あり) | 一律フラット単価+市場価格調整(上限30円/kWh) |
| 解約金 | 原則0円 | 0円・縛りなし | 0円(解約は15日前までに申出) |
| 支払方法 | クレカ/口座振替/コンビニ(220円/回) | クレジットカードのみ | クレジットカードのみ(WEB申込限定) |
| 切り替え目安 | 通常1〜2ヶ月程度 | 通常1〜5週間程度 | 手続き完了後の最初の検針日 |
※各社公式サイト・公式PDFの2026年8月14日確認値。詳細はLooopでんきの実査レビュー・楽天でんきの実査レビューをご覧ください。
契約前に押さえたい注意点
- 切り替えまで1〜2ヶ月——今回実査した3社の中では最も長い目安です。引っ越しなど期限がある場合は逆算が必要です。
- 燃料費調整額は毎月変動——固定単価型でも、燃料価格に応じて請求額は毎月変わります(シンプルオクトパスは「燃調費0円」「12ヶ月固定単価」を公式がうたっています)。仕組みは燃料費調整の透明化記事へ。
- コンビニ払いは手数料220円/回——毎月払うと年2,640円になります。クレカ・口座振替なら不要です。
- 「No.1」表記は脚注まで確認——英国Ofgemの指標に基づく部分がある点は上記のとおりです。
よくある質問
オクトパスエナジーに解約金はありますか?
原則ありません。公式サイトのトップに「透明な料金設計。解約金・違約金はいつでも0円」、FAQに「原則、解約金や違約金は発生しません」と明記されています(2026年8月14日確認)。なお重要事項説明書の「違約金」条項は、不正使用で支払いを免れた場合に免れた金額の3倍を請求するというもので、通常の解約とは無関係です。
「お客さま満足度No.1」は日本での調査結果ですか?
公式サイトの当該表記の脚注には「2025年9月時点の契約件数。Ofgem 'Retail Market Indicators'調べ」——つまり英国の規制当局の指標——と、「RBB TODAY 新電力アワード2025 総合満足度」1位が挙げられています(2026年8月14日確認)。前者は日本国内の満足度調査ではないため、当サイトでは脚注の中身まで含めて紹介します。なお日本国内の契約件数は公式には公表されておらず、グループ全世界での「1,000万件」が公式トップに記載されています。
支払い方法は何が使えますか?
特定商取引法に基づく表示に「クレジットカード払い、口座振替、コンビニエンスストア払い」の3方式が記載されています。ただしコンビニ払いは手数料220円(税込)が1回ごとにかかります(2026年8月14日確認)。クレジットカード限定の新電力が多い中で、口座振替を選べるのは特徴です。
申し込みからどれくらいで切り替わりますか?
公式FAQに「切り替え手続き完了後の最初の電気の検針日から切り替わります。お手続きには通常1〜2ヶ月程度かかります」とあります(2026年8月14日確認)。スマートメーター未設置の場合は「原則として無料で一般送配電事業者がスマートメーターに取り換えます」が、設置状況により別途工事費がかかることがある旨も公式FAQに記載されています。
料金は市場連動型ですか?
いいえ、固定単価型が基本です。重要事項説明書上、基本料金+電力量料金+再エネ賦課金の構成で、電力量料金には燃料価格の変動に応じた燃料費調整額が加算または差し引きされます。実質再エネ100%(非化石証書使用)の3段階従量「グリーンオクトパス」のほか、「基本料金&燃調費が0円」「12ヶ月固定単価」をうたう「シンプルオクトパス」、オール電化・EV・ソーラー向けプランがあります(2026年8月14日確認)。
出典(確認日: 2026年8月14日)
- オクトパスエナジー公式サイト・企業概要・FAQ・約款・特定商取引法に基づく表示
- 重要事項説明書PDF(登録番号A0793・燃料費調整・違約金条項)
グリーンオクトパスの実際の単価での機械計算は関西の電気代シミュレーション・中部版に掲載しています(東京版はこちら)。 市場連動型との構造の違いはLooopでんき vs 楽天でんきの一対一比較、 他社のレビューはLooopでんきの評判・楽天でんきの評判をご覧ください。